今回はコロニアル屋根の塗装についてのお話です。
一般住宅の屋根といえば、瓦、板金、コロニアル、アスファルトシングル、大体はこの4種類に別れると思います。
その中でもご依頼が多いのがコロニアルの屋根です。
こちらの屋根は築12年です。黒ずみが目立ちますが、状態としてはまだいい方だと思います。
この状況での塗装がおすすめの時期ではないかと私は思ってます。
次にこちらの屋根は築25年で一度も塗装はされてません。状態としてはかなり劣化が激しいです。
高圧洗浄をするとひと皮めくれたようなかんじになります。
お分かりでしょうか?色が落ちているのではなく、コロニアルの表面が洗浄で落ちてしまっています。
こうなると、下塗りの効果が激減してしまいます。私はこの状態の場合には、シーラーを数回塗装するかシーラーではなく、フィラーを用いたりするように対応しております。
通常ですと、シーラーを塗装し、上塗りを2回塗るだけで充分塗料の効果があるのに、その効果が発揮できない状況になってしまいます。
例えば、築10年で塗装した屋根と、築20年で塗装した場合に、同じ耐久性の塗料を使っても、塗装後のもち方にどうしても差が出てきてしまいます。
それはそうですよね。せっかく早く塗装したのに、数年後、数十年後に塗装しても変わらないのであれば、なんべく先伸ばしにして塗装した方がいいですよね。その方がお金がかからいですから。
なんでもそうだと思いますが、早いにこしたことはない。
大切な我が家、丈夫に少しでも長く住めるのが一番です。おやすみの日など少しだけ余裕のある時に、ご自宅の屋根、気にして見てあげてください。